KDDIは配当金生活に向いているのか?

KDDIは配当金生活に向いているのか?のアイキャッチ 投資知識

本記事では、KDDIは配当金生活に向いているのかを検証します。

コメ
コメ

最近、KDDIはローソンへTOBしたワン!

KDDIの企業概要や業績、配当情報、メリット/デメリットを踏まえて、配当金生活の投資として向いているのかどうかを説明します。

結論
  • KDDIは配当金生活に向いている
  • ビジネスモデルから安定した配当金を受け取れる

企業情報をまとめたカードを先に掲載します。
こちらの内容をメインに説明していきます。

KDDIの企業情報カード

基本情報

KDDIは、国内で大手の通信事業企業です。
通信事業を中心に生活に関わる金融やエネルギーなどの幅広いサービスを展開しています。

コメ
コメ

「auマネ活プラン」が印象的だワン!

特徴

  • 安定した収益基盤を持っている
  • 生活に関わるサービスを幅広く展開
  • 法人向けソリューション事業に注力
安定した収益基盤を持っている

現代を生きるためにはネットワークはなくてはならないインフラとなっています。多くの日本国民がスマートフォンやパソコンを持っており、毎月通信費を支払っています。
このように、KDDIは、新規参入が難しくインフラで毎日必ず使用するサービスを提供して収益を得るビジネススタイルのため、売上げは長い間安定しています。

このような、定額などのサービスを提供し、継続して収益を得るビジネスモデルをストック型ビジネスといいます。

コメ
コメ

毎年安定した収益を得られるのは安心だワン!

生活に関わるサービスを幅広く展開

KDDIは通信事業を中心に生活に関わるサービスを幅広く展開しています。

クレジットカードや銀行、証券などの金融の分野や、NETFLIXやAmazonプライムなどのサブスクサービスを通信契約に付帯したプランを提供し、通信契約に付加価値をつけた単価の上昇を戦略にしています。

auでんき・ガスのエネルギー事業なども提供し、au経済圏の定着を狙っています。

法人向けソリューション事業に注力

通信基盤を用いた事業は個人向けだけではなく法人向けにも展開しています。

2024年4月にTOBを実施し三菱商事とローソンの共同経営を行うことが発表されました。
コンビニの在庫管理サービスなどを手掛けてローソンの利益向上を狙っています。

業績

売上高は9期連続で増収しており、安定して成長しています。

2010年から2024年のKDDIのの売上高・営業利益・営業利益率の推移

営業利益率は、19%前後を維持しており高収益を維持しています。

EPSはきれいに右肩上がりを続けています。

2010年から2024年のKDDIのEPSの推移
コメ
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安定・高収益、言うことないワン!

配当

配当金は22期連続で増配しています。

2010年から2024年のKDDIの一株配当・配当性向の推移

配当利回りは3.0%前後が多いです。

2010年から2023年のKDDIの配当利回りの推移
コメ
コメ

できれば、配当利回りが4.0%ぐらいの時に買いたいワン!

メリット

  • 安定した業績で安定して配当が受け取れる
  • 今後の成長可能性がある

安定した業績で安定して配当が受け取れる

これまで見たように通信事業の基盤を持っていることから業績が安定しており、配当金も安定して成長しています。

今後の成長可能性がある

KDDIは、国内を中心に生活に関わる様々なサービスを展開しています。
各サービスが独立しておらず、通信契約を中心としてサービスが展開できている印象です。

基本料0円のプランのpovoでは、「データ通信とドリンクチケット」、「データ通信とローソン買い物券」といった生活に近い分野とのお得なセット販売が増えてきました。

他にも多様なサービスを展開しているため、今後の成長が期待できます。

なおと
なおと

データ容量はいらなかったけど、お得でドリンクチケットとデータ通信のセットを買ったことがあります。

デメリット

  • 海外展開が不十分

海外展開が不十分

KDDIは国内向けの事業を中心に展開していたため、海外事業の売上げは多くありません。
未来、海外事業の成長が期待できず、成長性が止まってしまう懸念があります。

コメ
コメ

日本は人口が減少するため、いつか成長の限界が来るかもしれないワン!

まとめ

結論は、KDDIは配当金生活に向いています。

通信事業の基盤があり安定して配当を受け取れるでしょう。
また、今後の増配も期待できます。

2024年9月現在はやや割高に思えます。購入タイミングは検討の必要があります。

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