高配当株投資は損している⁉それでも高配当株投資を選んだ理由

投資手法

私は投資信託と高配当株へ投資していますが、メインは高配当投資です。
配当株投資は損しているといわることもありますが、それでも高配当株投資を選んだ理由を説明します。

結論
  • 投資の成果を実感できる
  • モチベーションが保てる
  • いろんなことに興味を持つようになる

なぜ配当株投資は損しているのか

投資信託とはなにか

投資信託は、投資家から集めた資金を様々な金融資産に専門家が投資して、その運用利益を投資家に分配する金融商品です。

次の投資信託が有名で、私も積立で投資しています。

  • 三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • 三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
コメ
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オルカンは聞いたことがあるワン!

投資信託は手間がかからない

投資信託は1度購入すれば、他にやることはありません。
常に最適になるように組み入れ銘柄の入れ替えを自動でやってくれますし、分配金も自動で再投資してくれます。

分配金を受け取る投資信託もあります。

株価をチェックし企業の業績を分析する必要はなく、資産を効率的に増やしたい場合には、優良な投資信託を永遠に買い続けるだけでよいでしょう。

手間がかからず、良いパフォーマンスを得られるのが何よりの投資信託の利点です。

配当株投資とは何か

配当株投資の特徴は年に数回(一般には2回)配当を受け取れるのが特徴です。

配当とは投資した(株を持っている)見返りとして企業の利益の一部を受け取ることです。

配当株投資は定期的に投資の成果を受け取れる

配当金は年に数回、投資した企業から受け取れます。
この配当金を受け取るために労働をしていないため、このお金は不労所得です。

コメ
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何もしていなくてもお金がもらえるワン!

定期的に配当金を受け取ることで、投資の成果を実感できます。

投資信託と配当株投資の比較

投資信託は購入後は何もしなくてよかったですが、配当株投資は購入前は購入銘柄の選定や購入タイミングの検討、購入後は業績が問題ないかを確認します。そのため、配当株投資の方が手間はかかります。

投資種類経費手間運用成績配当
投資信託××
配当株×

投資信託は経費は掛かりますが、手間はかからず運用成績は良いことが多いです。
一方、配当株は経費は掛かりませんが、手間はかかり、運用成績も個人によって損することもあります。しかし、配当金は受け取れます。
専門家でも投資信託のインデックス投資に勝つことは難しいため、個人の配当株投資で投資信託の成績に勝つのは難しいでしょう。

コメ
コメ

配当株は手間がかかる上に成績は投資信託より下なんだワン...

これが高配当株投資は損していると言われる原因なのではないでしょうか。

なぜ配当株投資を選ぶのか

お金を効率的に増やすのが最重要事項であれば、投資信託を選択するのが良いと思います。
それでも、私が配当株を購入するのは以下の理由からです。

  • 配当金を受け取れる
  • 企業分析でいろんなことに興味を持つようになる

配当金を受け取れる

一番の理由は配当金を定期的に受け取れるからです。投資の成果が目の前に実感できるのは大きな利点です。頑張って投資した成果を目の前に享受できます。
さらに、株を保有し続ければ、このお金は来年も再来年も貰えるのです。

投資信託では数字上は資産が増加するのを感じることができますが、実際に成果を感じるためには投資信託を売却しなければいけません。積み立てている途中で売却するのは勇気がいるためなかなかできません。
老後の資金として投資信託を20年後に売る予定であれば、成果を実感できるのは20年後になってしまいます。

配当株は定期的に配当というご褒美をもらえるため、さらに投資を頑張ろうと気持ちを保つことができます。

企業分析でいろんなことに興味を持つようになる

日本の配当株は個別株を購入するのが主流です。
そのため、企業を分析して購入銘柄を選定する必要があります。
その中で、今まで気にしていなかったことにも目が向くようになりました。

例えば、花王は化粧品も扱っています。私は男で今まで化粧には興味がありませんでした。
しかし、花王の化粧品のことを妻に聞いてみたり、妻が使っている他社の化粧品のことを聞いてみたり、なぜ花王の商品は使わないのかを考えてみたりと、今ままで気にしてことがないことに興味が沸き、投資に必要な知識が自然と身につくようになりました。

なおと
なおと

単純に知識量も増えました。

まとめ

結論は、配当株投資の方が、投資の成果を実感できるためモチベーションが保ちやすく長く継続して投資できるためです。

投資は長期で考えることが大切であることはご存じの通りです。
そのモチベーションをどう継続させるのかの私の中での1つの要素になっています。

また、企業分析からいろんなことに興味を持ち、生活の幅が広がる気がします。

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